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オーナー様へ

2018.04.10

「ハネアリ」を見つけたら・・・

「シロアリ」というと「天敵だ!」「キライだ!」「駆除だ!」という想いをお持ちの方が大勢かと思いますが、

シロアリは地球上で最も数の多い昆虫と言われ、木の幹に豊富に含まれる「セルロース」を栄養とする数少ない生物で、倒木などを土に還すため"森の分解者"と呼ばれています。 

また、木を食べるシロアリがアリなどに食べられることから、植物性たんぱく質を動物性たんぱく質に変えることになり、自然界の食物連鎖においても重要な昆虫とされています。

そんな、自然界では必要とされるシロアリが、人間の住む木造住宅にとっては恐ろしい天敵となってしまうのです。

「株式会社エコパウダー様」ページから言葉と図を拝借しています)


自然界ではシロアリがいなければ生態系が成り立たないほどの重要な役目を担っていますが、木造住宅に来てしまうと駆除するしか無くなるのですね。


さて、4月~5月のこの時期「ヤマトシロアリ」のハネアリが多くなりますので、

「ヤマトシロアリ」のハネアリの特徴、発生条件、発見した時の注意点等を書かせていただきます。


【ヤマトシロアリのハネアリ】

○発生条件
4月から5月頃の雨上がりの日中。前日に雨が降り、翌日朝から気温があがり20℃を超えると群飛します。

○特徴
体色は黒褐色で、翅色は淡い黒褐色(半透明)
飛ぶ力が弱く羽を一生懸命パタパタと動かしているのに動きが不安定です。また、すぐに着地し、間もなく羽を落として歩き出します。


○発見した時の対応

<悪い例から>

■殺虫剤を散布する・・・×

■ハネアリが出てきている穴をテープでふさいだり、スプレーをかける・・・×

(危険を察知したシロアリが進行方向を変え、被害を拡大させる恐れがあります)

■見て見ぬふりをする・・・×


<よい例はこちら>

■掃除機で吸い取る・・・○ ※根本的な解決にはなりません!

■セロハンテープなどで数匹確保して弊社へご連絡していただく・・・○ ※出た虫の種類を特定するためです。


○その後の対応

実はハネアリが家の中を飛び回っているというのは、かなり被害が進んでいるものと予想されます。

専門業者による駆除が必要となりますので、お早めに弊社へご連絡をお願いいたします。



●長い目で見た「シロアリ対策」において大切なこと・・・

「シロアリ」は、ジメジメした湿度の高い環境を好みます。

長年に渡って大切な住まいがシロアリ被害に遭わないようにするためには、

⑴「気密処理」などで家じゅうの隙間を塞ぐことで、

⑵「計画的な換気」の力を発揮させ、

⑶住む方が見えている場所から見えていない場所(基礎や小屋裏など)にも「結露」が発生しにくい状況を作ることが大切です。


そのためには、「断熱」「気密」「計画換気」のたしかな住まいを創ることの根本的な対策をした上で、お引き渡し後の定期的な点検や薬剤塗布をおすすめしています。


万が一上記のような虫を発見された時には、お知らせいただきますよう、よろしくお願いいたします。



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