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床材のいろいろ・・・

社長ブログ

おはようございます。

設計提案の中でインテリアの要素の一つに床材があります。

メインは木のフローリングが多いですが、カーペットであったり、

タイルだったりと住まいの中での場所においてそれぞれの素材の機能性なども考慮しながら選択をしてく必要があります。


今回はメインになる木のフローリングについて弊社の施工事例と共に少しご紹介したいと思います。

木のフローリングといっても複合フローリングと呼ばれる合板に杢目のシートや0.2mmといった薄い木のシートを貼ったものから

本物の木1枚から構成されたものから色々な種類があります。

フローリングは毎日足触れるものですし、空間のベースになるものなので

肌触りが良いもの、耐久性が高いもの、、それに伴い手をかけることで長く使えるものを軸にご提案しています。


木といってもものすごい種類がありますし、1枚の長さも4mのものもあれば、1m、40cmの短いものまでバラバラです。

杢目の特徴や色、木の硬さによってもインテリアの印象から踏み心地も大きく変化します。


まず一つ目の事例は、くらしこの家です。

長野県の赤松。

製材して施工した当時はもう少し黄色でしたが経年変化で色濃くなってきました。

赤松なので針葉樹ということもあり、比較的やわらかいですが

長野県の寒い地域の松ということもあり、硬さもあり肌触りも滑らかです。



続いて、岐阜市の「内庭のある心地よい暮らし」の施工事例です。


ニュージーランドの海外の松です。

柾目と呼ばれている杢目が真っ直な模様の部分だけを集めているのでスッキリした印象を与えてくれます。

写真ではわかりづらいですが、「うづくり」といってフローリングの表面が木の繊維にそって凸凹に加工されているの特徴の一つです。

柔らかくて傷がつきやすいですが、この「うづくり」の加工によって傷が目立ちにくかったり、足の裏も小さな凸凹によって肌触りを感じがよいです。


続いて、岐阜市の「畑を愉しむ街中の家」の施工事例です。



三重県でとれる杉材です。

やわらかいので、傷はつきやすいですがその歩いていても疲れにくいですね。

赤い部分(赤身)と白い部分(白太)が混ざっている杉材を施工していますので、

施工したばかりは赤・白のコントラストがしっかりと出ていますが、

月日と共に色が濃くなっていき赤・白のコントラストも目立ちにくくなっていきます。

杉の甘い香りも特徴ですね。



続いて、「緑を愉しむ、まちかどの家」の施工事例です。


北米で採れるホワイトオーク材と呼ばれる広葉樹です。

海外のものだけでなく、北海道などでもナラ材と呼ばれていますが

今までご紹介した針葉樹たちと違い硬く長いものが手に入りづらいです。

節の入り具合などによってもインテリアの印象が変わります。

色味も含めてインテリアは色々合わせやすいので人気もあるので

最近では価格も含めて安定してオーク材が入りにくいのも懸念点ですね。



続いて、「町に馴染む白い塗り壁の家」の施工事例です。


アメリカで採れるブラックウォールナット材です。

濃茶色で木そのものも硬いこともあり、落ち着いた印象です。

ナラ材と共に希少な材種になってきています。

施工当時は色目と共に硬い印象をうけますが、時間と共に色が淡くなっていきます。



続いて、岐阜市の「稜線とつながる長良の家」の施工事例です。





こちらは北米で採れるメープル材です。

明るい色で杢目もあまり主張しないナチュラルな印象です。

ウォルナット材やナラ同様に広葉樹で硬く傷がつきにくいのが特徴です。

経年変化で少しづつ色濃くなっていきます。


他にもいろいろな材種のフローリングが存在しますが、

ここ数年で施工させていただいた事例をご紹介させていただきました。

樹種だけでなく、フローリングの1枚の幅から、1枚の長さ、コストなど選択する上ではいろいろな判断材料があります。


大事なのは、木の特徴を踏まえて素材だけに注視するだけでなく、

空間全体で総合的なバランスで考えることだと思います。


より詳しくは、、、

打ち合わせの中で実物をお見せしながらご説明差し上げます。


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