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秋の夜長

日々のできごと

10月に入り、clasicoカレンダーは色づいた木の葉のイラストへ変わりました。

子どもたちにとっては庭の落ち葉集めをするだけでも大した遊び時間となっています。

パリパリと踏む音を楽しんだり、集めてヒラヒラと散りばめたり、落ち葉を掛け合ったり。

油性ペンを用意してあげれば赤や黄色を利用してタコやカニ、蝶などいろんな生き物に変化させて遊んでいます。

日の入りが早くなって外で遊ぶ時間が早く切り上げられるのも、大人都合の嬉しいところ…です。


「秋の夜長」とは昔から俳句にもよく使われていたようですが、暑い夏が過ぎ去り過ごしやすくなった夜を心地よく感じることを称賛する言葉のようです。

窓を開ければ鈴虫の声が響き、星がきれいに輝き、金木犀の香りが漂う。

澄んだ空気がとても気持ちよく、秋の夜長の天体観測や散歩はとても好きです。

子どもの食事や宿題、寝かさなければいけない時間と葛藤しながらも、秋の夜長を家族でも愉しみたい…と思う今日この頃です。


私が季節の移り変わる空気や景色、植物が好きになったのは、子どもが生まれてからのことです。

子供の頃は当たり前すぎて不思議にも感じず、20代の頃は目の前の仕事に無我夢中で(視野も狭く)外の空気を気にすることなく生活していました。

子供ができると人の成長する過程や時間を尊く思うようになり、変化するということの美しさに気がつきました。

季節や植物が変化する様子が子供の成長のようにも、また人の一生のようにも見えて、生命の営みやエネルギーを強く感じるようになりました。

自然界に溢れる普遍的な本質が自分自身にも必要だなと感じて、鑑賞する愉しみだったり喜びがどんどん湧き出てきました。

子供の誕生時に完成したくらしこの家が生き方や暮らし、価値観を変えてくれた、というのも大きいと思います。


先日はオーナー様から栗ジャムをいただき、バニラアイスの上に乗せて食べるというおすすめの食べ方でいただきました。

栗ジャムは栗をそのまま食べているような、栗の甘みとまろやかで滑らかな食べ心地。

皮を剥くことも大変な中で、手間と時間を掛けて丁寧に作られたものはその背景も含めて美味しくいただくことができます。

この日は、栗ご飯、落花生、柿と、秋の食材を嗜みました。

素朴な秋の味を贅沢にいただくことで、さらに自然を親しみ大切にしたいと感じ入っています。

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