お庭の会にはリアルな声と行動がある
先日、clasicomm<クラシコム>、第1回目の「お庭の会」が開催されました。
開催者としてご協力いただきましたのは築5年目を迎える「長良の家」の建主さま。
長良の家は、春夏秋冬さまざまなお花が咲いていて、いつ伺っても気持ちのいいお庭が広がっています。
今回は建主の奥さんが、築5年経過した今現在のお庭の1年草と宿根草の配置図を作ってくださり、どこでどんな苗を購入しているか、苗を選ぶときに注意していること、1年の中で何月に植えているかなど、経験談をたくさんお話下さいました。
時折、他のオーナーさまからは「お花を足したいけど、どんな花を選んだらいいか分からない」という声をいただくことがありますが、まさにそれらを解決してくれた内容だったと思います。
また、水捌けの悪い土に対する土の改良に取り組んでいることも共有いただき、皆さんとても熱心に聞いてくださっていました。
お庭に関しては、育つ環境や日射状況、土の性質などによってお手入れの方法が変わってきます。
インターネットや本は参考になっても、それが自分のお庭にとって正解とは限らず、またやってみてから何ヶ月か経過しないと、良し悪しを確かめることができない時間差も持ち合わせています。
だからこそ最適解はさまざまで、人それぞれにやり方が違っていることが多々あります。
そんな中で、お庭の会は普段気をつけていることや気に掛けていることの情報を共有するだけでも皆さん同士の良い意見交換にもなるものだと実感しましたし、同じ樹木でも環境による生長や抱える課題の違い、施した手入れによってどれだけ変化があったのかなど、ネットでは分からないリアルな声と行動によって学べることが多いですね。
お庭の会、第1回目を開催いただいたオーナー様と参加の皆様方、とても楽しく有意義な時間をありがとうございました!
次は10月19日(日)です。詳細はinstagramclasicommに掲載しました!
次回もよろしくお願いします。
inoueakiyo