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Q.乾燥する冬場、理想の湿度は?

家づくりQ&A

この時期になるとお肌の乾燥も気になる方が多くなりますが、冬はその他のシーズンと比べて湿度が低くなり暮らしの中でも乾燥感を感じます。

ここでは、冬場の乾燥の原因を掘り下げ、どのくらいの湿度を目安にしたら過ごしやすいか?について、お伝えしたいと思います。


□そもそも、なぜ冬は乾燥するのでしょうか?

表は、1年を通して見る「湿度と気温の年間推移」のグラフ。

年間推移でみても、12月〜2月の平均気温が10度以下となる冬は相対湿度が55%前後で乾燥していることが分かります。

また、気温が高い時は湿度が高い傾向にあることから、空気は温度によって含むことのできる水蒸気の量が違い、温度が高い方が水蒸気量も多く含まれるということも分かります。


□湿度は2種類!その違いとは…

湿度には「相対湿度」「絶対湿度」があります。

湿度計でよく目にする「%」で表示される湿度は「相対」湿度。

「絶対」湿度は1㎥の中に何gの水蒸気が入っているのかという示し、単位は「g/㎥」です。

一般的に湿度というと「相対」湿度(%)となりますが、実際の暮らしにおいてより参考になるのは「絶対」湿度(g/㎥)かと思います。

□「絶対湿度」を基準にした、冬の暮らしにおける推奨湿度

上の表は、気温と相対湿度からの絶対湿度早見表。「相対」湿度計を持っている方はこの表を参考に絶対湿度が分かります。(表の参照元

相対湿度を基準にすると、

20℃の時は、50〜60%が理想、

22℃の時は、45〜55%が理想と、温度によって適した湿度が変わり覚えにくさがありますが、

絶対湿度の場合は、夏・冬共に9〜11g/㎥を目指すと過ごしやすいです。


冬場は絶対湿度7g/㎥を下がると喉の乾きを感じたり、インフルエンザ等のウイルスが伝染しやすくなりますので加湿を積極的にする必要があります。

夏場は絶対湿度12〜13g/㎥で暑さを感じ、エアコンの設定温度を下げる目安になります。


モデルハウスくらしこの家にも置いていますが、絶対湿度が表示される温湿度計もあります。

みはりん坊W(楽天サイト)

暮らしにおいてとても便利ですので、ご利用いただくと良いかと思います。

同じ温度でも湿度が高ければ高いほど、暖かい感覚は増します。

湿度の種類による目安の違いもご理解いただき、ご家族の心地よいと感じる室温や湿度になるようにしていただけたらと思います。

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