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肯定と否定のバランス

日々のできごと

先日は次女のいろはが9歳の誕生日を迎えました。
いろはは、小学校3年生という年齢で洗濯を干したりアイロンを掛けたり、姉弟の洋服を管理。よくやってくれています。週1回の料理も未だ続いています。
遊ぶというより、生産性の高い時間にすることを好んでいてそこにお金がつきまとわなくても、自分の行いが家族のためになれば嬉しいということがやる気になって動いてくれているようです。(今のところは、です)
長女のかんなは、誰かのためにという行動よりも、1年半ほど続けているバレエが上手くなりたいことに一心。
プロバレエの発表会を見に行ったり、家でも熱心に練習を続けています。(今のところは、デス)

3人目の薪はこれからです笑(今のところも、です)

「自己肯定感」という言葉は最近よく使われています。

「子供が自己肯定感を持つために」というセミナーの案内も学校から来るほど、親への教育も手厚いです。

30年前の家庭や学校、スポーツでは、なかなか認めれれて育つという環境ではなかったので

比較的分かりやすい良い結果が出ない限りは「私はできてない」「またできなかった」「あの子と比べて、、」という思いを繰り返しながら、その中で悶々と自分と闘って生きていたと思います。

それが良かったとは思っていないのですが、子供達の成長や採用面でいろいろな若い方と触れ合うごとに思うのです。

自分が「できる」「できている」はいいけれど、その次は、、

バランスの取れた肯定が大事だなぁと。

森 博嗣さんの「道なき未知」という本に共感するところがあります。

『未来を悲観的に考えることが基本だ、と僕は思っている。自分がやろうとしていることに対しては特にそうだ。上手くいかないだろう、成功するなんて可能性は低い、という見方を常にしている。
スポーツ選手などは試合の前にものすごい楽天的なコメントをするし,たぶん会社の経営者、政界のリーダーなども前向きなことしか言わないだろう。(中略)、、、危ないのは、この種の楽天的なもの言いを言葉のまま真に受けてしまった人である。
とにかくいつも自分に語りかけ、注意をしろ、心配しろ、どこかに落とし穴はないか、と危機感を煽ることしかない。こういった「心配の努力」を怠っていると、必ずトラブルが起こるし、被害が大きくなる。・・・」
「いろいろな場合を想定して考えておくことで、予定や計画通りに実行できる。結局この確率の高さが、その人を成功へと導くのである』


私にとって、本当の意味で前向きな人、肯定的な人とはこういう人なのではないかと思うことがあります。

自分を肯定できるけど、否定もしながら上手くことを運ぶ人。

私はこのスキルを確実に持ち合わせていないので、子育ても仕事もいろいろなシーンで主人哲志さんの考えも聞いた上で総合的に前向きになるように取り組むようにしています。

子供達に対しても、家族で補填しながら取り組んでいきたいバランスだと思っています。

inoueakiyo

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