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Q. そとん壁はどのように掃除しますか?

家づくりQ&A

□「そとん壁」とは?

外壁に使用する「そとん壁」の正式名称は スーパー白洲そとん壁W と言います。

マグマが岩石となる前に粉末になった物質を「白洲(シラス)」と言い、九州南部の「シラス台地」が産地です。

その「シラス」を利用した「そとん壁」は一切の化学樹脂を使わずに作られ、自然界に存在する安全な素材だけを用いているから将来の解体時には土に還せる、安全な壁材です。

また「シラス」は無機質の天然セラミック素材なので紫外線や風雨による退色・劣化がおきにくく、さらに防水性の劣化もしにくいため、維持管理の費用と手間を大きく軽減します。

何といっても100%自然素材ならではの風合いが魅力的で弊社でも多くの建築事例で使用しています。

軽量モルタルなど塗りの外壁は、素材によって約10年で表面防水の塗装が必要となっていきますが「そとん壁」においてはその必要は無く、素材の成り立ちやメーカーの実績、また現時点のモデルハウスの経年変化から見ても納得しています。

しかし窓枠やベランダなどの手すり、笠木などと同様に、外壁にホコリや花粉、廃気ガスなどの空気中を舞っている物質が付着し、雨が降ると雨水に溶け込み、その雨水が雨だれとなるなど、汚れが集積することで黒ずみなどが目立ってきます。

これはどの外壁も同じだと思いますが、部分的な汚れを手入れしていくことで美観を保つことができます。

「くらしこの家」は築7年が経過し、軒が出ている場所は汚れが目立つことも無く色あせも感じませんが、パラペットの立ち上がり部分や雨の当たりやすい場所、風通しが悪い場所は汚れが付着していました。

道具を用意することができれば家庭でも行うことのできる汚れ落としでしたので、その事例をご紹介します。


□「そとん壁」の汚れ落としの方法は?

パラペットを立ち上げた軒の出のない場所に黒ずみが生じていました。

ホコリや花粉、排気ガスなどの空気中を舞っている物質が付着したことによる汚れです。

今回はその黒ずみを高圧洗浄機と専用のクリーナーを使用して落としました。

まずは高圧洗浄機、ケルヒャーを使用していきます。

そとん壁のかき落とし仕上げはスチロールゴテ仕上げに比べて表面の素材が落ちやすいので、少し控えめの水圧で洗浄するのがおすすめです。

高圧洗浄機だけでも随分と黒ずみが落ちました。

高圧洗浄機のみの使用でも良いと思いますが、その後に専用のクリーナーも使用してみました。

スーパーコンクリートクリーナー(AMAZONからはこちら)はメーカー推奨のクリーナーです。


①洗剤100ccに水400ccを入れた5倍液の希釈水を作り、ローラー型のスポンジで汚れている部分に洗剤が染み込むようたっぷりと塗布します。

②塗布後10~30分くらい放置して洗剤を汚れに浸透させ、汚れを落としやすくします。

③10~30分放置後、台所ブラシ等を使用し小さくくるくる回すように汚れた部分を擦ります。

④汚れが浮き上がったところを水で洗い流します。

光の当たり方に見え方が違いますが、黒ずみは消えて綺麗になりました。

場所によってはご家族でお手入れしていただくこともできます。
オーナー様で外壁汚れが気になられている方は一度ご相談ください。

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