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お風呂のさんすけさん

日々のできごと

建築資材の多くは長さの規格が決まっているので建築現場で欲しい長さにカットして使用します。

そのため、材料の余りが出ると持ち帰り2次利用をしています。

▲端材は、現場の汲田さんが2次利用しやすいようにカットし、種類ごとに収納してくれています。

くらしこの家のピザ窯に火入れをする時もこの端材を薪にしています。

そして、自社で2次利用する端材もあれば、地域の方へ開放しているスペースも作っています。

▲地域の方への開放スペースはあえて様々な形、大きさの端材を混ぜて、好きな大きさの物を持っていってもらうようにしています。

3日に1度くらいのペースで3輪の自転車で取りに来てくださるこのおばあちゃんは、なんとこの端材で窯風呂を焚いているとのこと!

このおばあちゃんの他に取りに来てくださるご近所の方も、窯風呂の方がいらっしゃいます。

地域柄、窯風呂率が高いのでしょうか!

「私は熱いお風呂が好きでねぇ。毎日30分は入っとるわ。お嫁に来て暫くは銭湯に通ったけどそれ以降は今日までずっと窯風呂やよ。」

窯風呂は底で温まったお湯は上に、水面の冷めた湯は底へと、お湯がいつも対流しているので常に温かいお湯が体に当たり、体がポカポカと温かいままお風呂から出られるのが特徴です。

お風呂から出てもしばらくの間は体がポカポカして気持ち良い、そんな湯冷めの無さはまるで毎日温泉に浸かっているかのような感覚でしょうか?!

外で遊んでいた子供達にも窯風呂の良さを伝えたいところでしたが、入ったことのない窯風呂のイメージが沸かない子供たちは

「・・・」

「????」

皆、ポカーンとしていました。

いつか窯風呂の経験もさせてあげたいですね。。

そんなことを伝えながらも「かわいいね〜、いくつなの?」と、暫くおばあちゃんと子供達のほのぼのした時間が流れていました。

そして「お風呂の世話をする人は“さんすけ”さん、お台所仕事をする人は“おさんどんさん”、そうやって言うんやよ。私は家で“さんすけ”さんなんよ!」

そう言ってご家族で家事分担をされながら、家族皆が気持ち良くて長風呂になっていることを教えてくださいました。

窯風呂は体に良いとは言っても、このおばあちゃんのように薪を調達して火を起こす手間があります。

その手間が気持ちいいお風呂の時間を家族にもたらしているのですね。


私たちにとって端材を利用してくださる方が増えるのはありがたいことです。

窯風呂以外にも、DIYの材料、おもちゃの材料としてなどに使用していただけるかと思います。

時期によって量の多い・少ないはありますが、無料でお好きな分をお渡しできますので、取りに来ていただける方はぜひご利用ください。

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