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「靱屋町のマンションリノベーション」完成

家づくりレポート

お引き渡しを終えてはいましたが、竣工後の撮影とともにアップできなかったので

住まわれている中ですが、先日撮影させていただきましたのでご紹介させていただきます。



築27年ほどの鉄筋コンクリート造のマンションを断熱リノベーションをさせていただきました。


コンクリート造ならではの躯体が蓄熱することはもちろん、

マンションという集合住宅であることを加味しながら改修後の温熱シュミレーションをしながら

断熱材の選定からコストとのバランスをみながら断熱材の厚み、施工範囲を決めていきました。


また、集合住宅では玄関扉を含めて共有部分は改修ができないので、

既存の玄関ドアの先にさらに断熱扉(建具の中に断熱材を入れています)を制作しています。

(寒冷地である風除室みたいな役割です。)

扉を開けるとまっすぐに視線が抜けて広がりを感じます。

奥は、ユニットバスの建具ですが光がもれてホールもやわらかな光につつまれます。

靴の収納は、お施主様の制作されたもの。

簡易的ではありますが、クリ材でつくられて質感がよく、モルタル仕上げの土間との相性もよいですね。


ちなみに、改修前の玄関ホールのビフォアーはこちら・・・。



そしてダイニングスペースは、奥の窓から岐阜市の金華山が見えます。

お施主様もこのマンションの購入は金華山を眺めれるというのが決め手だったようです。


実際に住まわれている様子を撮影させていただきましたが、

本や桐箪笥、テーブルや椅子などお施主様のセレクトのもの。打ち合わせ等重ねる中で「お施主様らしさ」が小物やインテリアでも伝わります。

ウール100%の堀田カーペットさんのものセレクト。

写真では伝わりにくいですが、足触りもよくてウール100%ということもあり汚れもつきにくいようです。

値も張りますが、、、、とてもよいウールカーペットです。今後もどんどん提案していきたいですね。


そして、天井と壁は、シラス漆喰。

窓からの光の反射がシラス漆喰ならではで心地よい空間になりました。


ビフォアーは、、、和室でした。

マンションの間取りは、どのマンションでもよく似ていますよね。

和室という部屋としての機能面だけの部屋でした。



そして、ダイニングの一角には奥様のワークスペースがあります。

以前は寒い場所でしかなかった窓際は、

今回の断熱改修で二重窓にすることで、植物たちを飾りたくなる心地よい場所へ変わったようです。

嬉しい暮らしの変化ですね。


リビングは、ダイニングスペースと寝室になる和室と対角線上につながりながら金華山も眺めることができる場所です。

当初の計画より天井高も低く抑さえることになりましたが、重心が低くなった分水平方向へ視線が広がり心地よいリビングになりました。

天井は檜材に柿渋塗装。時間経過で飴色にどんどん変化しています。

既存のマンションで木の経年変化を楽しんでもらえるのもリノベーションならでは・・・ですね。

ビフォアーは、

こうして改めてビフォアーの写真をみると天井高を抑えることで、構造梁の存在感も薄くできていますね。


子供室は、壁一面を有孔ボードにすることで、

お子さんが自分たちで楽しみながら収納ができるようにしています。

枕元の提灯が岐阜らしく、オチャメで可愛いです。


ビフォアーは、花柄のクロスでしたね、、、(苦笑)

写真の撮り方もあるとは思いますが、

子供室はビフォアーから改修後は部屋のスペースも小さくなっていますが、逆に広くみえますよね。


先日もお施主様からメールで住み心地や外気温や室内の気温のレポートをいただきましたが、

断熱改修後の気温は、無暖房で外気温が5、6℃でも室内は20℃前後を保っているようです。

これからの真冬の時期はまた楽しみです。

住み心地またお伺いさせてくださいー。



引き続き宜しくお願いします!

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