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家づくりQ&A

2019.12.13

Q.冬は部屋が乾燥しますか?

この時期になるとお肌の乾燥も気になる方が多くなりますが、「冬は部屋が乾燥していますか?」と質問をいただくことも増えます。


その答えは、冬は乾燥します。

冬場エアコンで室内を暖める家にとっては、乾燥は必ず起きてしまいます。


では、なぜ冬は部屋が乾燥するのか、についてお伝えさせていただきます。

下の表は、1年を通して見る「湿度と気温の年間推移」のグラフです。

▲12月〜2月の平均気温が10度以下となる冬は、家の中だけでなくても乾燥する時期であることが分かります。


一般的に「湿度」と言われているのは「相対湿度」のことで、空気中に存在できる最大の水分量(飽和水蒸気量)に対する実際の水分量の割合を示します。

飽和水蒸気量は気温によって変化し、気温が上がると多くなり、気温が下がると少なくなります。
気温が低くなる冬は飽和水蒸気量が少なくなるので、同じ湿度でも空気中の水分は少なくなります。


外がそのような状況下の中、室内ではエアコンを使って部屋を暖めます。

そのエアコンによる暖めが原因で室内の湿度はさらに低下します。

それは下のグラフで表現されています。

▲このグラフは、外気温10℃、相対湿度50%の空気を暖房で20℃に温めるときを例としています。

外気温10℃の時の飽和水蒸気量は9.4 g/m3、相対湿度が50%なので、空気中には水蒸気が4.7 g/m3存在します。

この状態から暖房で20℃に温めた場合、室温20℃の時の飽和水蒸気量は17.3 g/m3です。

そのため、相対湿度は27%となって、湿度が低下します。


つまり、部屋の温度が上がったことで空気中に抱えられる水分量が増えたのに実際の水分量は少ないままなので相対湿度が低くなってしまいます。

このような時に乾燥を感じるのです。


乾燥を補うためには、加湿器を使うことや洗濯物を干すこと、観葉植物を置くなどの対策があります。

湿度が50%前後になるように調整して、過ごしやすい室内環境を作りあげることが大切です。

また部屋には「温湿度計」を置いて数字で管理していただくと、お住まいにとって「快適な湿度や温度」が分かるようになります。


室温20度で湿度20%のとき、

室温20度で湿度40%のとき、

同じ室温でも湿度が高い時の方が部屋は暖かく感じます。


冬の心地よい暮らしのために、湿度も気にしてお過ごしください。

くらしこの家にもいくつかの加湿器がありますので、加湿器をお探しの方は参考にしてみてくださいね。



データ参照元

https://www.estessimo.jp/blog/2018/12/21/39

https://detail-infomation.com/dry-in-winter/

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